SO
Illustration, Graphic, Web

Life06.06.2016

MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事 / 国立新美術館へ行ってきました

2016-08-03 11.38.52
去年、知らされた時からずっと楽しみにして、店頭でいただいたフライヤーをボードに貼っては眺めていたMIYAKE ISSEY展。ようやく行くことが出来ました。

2016-06-06 15.09.25
国立新美術館、というだけで既に見所です。

2016-06-06 14.57.44
2016-06-06 14.57.35
入口から三宅さんの世界が始まり、案内のひとつひとつも見落とさないように、逸る気持ちを抑えながらゆっくり、ゆっくり進みました。

どの作品も360℃ぐるりと見ることが出来る展示は本当に嬉しい。後ろに回れないものは背後に鏡を置くなど、見る人への配慮がひしひしと感じられました。

2016-08-03 11.40.49
中でも目玉と言えるのは、コレクションのミニチュアを実際小さなトルソーに着せられること。異なるデザインのものが3着あって映像に合わせて着せたり畳んだりすることが出来ました。

最初は「見てるだけでいいや」と思い、恐らく服飾系の勉強かお仕事をされているだろうお兄さんの作業(他の人より縫製や仕組みに対して熱心だった)を眺めてたのですが、目の前で見てるとなにか違う。ぐいぐい引き込まれる「不思議」と「美しさ」があり、やっぱり触ってみないと、という気になるのです。そして実際やってみると「ただ見てるだけ」と「着せてみる、畳んでみる」とは大違いというのが実感でした。

人も並んでおり、結構時間もかかるので気に入った一着だけ…と思ったのですが、一着着せてみると後のデザインもどうなってるのか気になってやらずにはいられない。ああ、時間がたっぷりあって本当に良かった。しっかり3着着せてきました。着せた後は皆、三宅さんのマジックに放心状態。お荷物を忘れないよう…と注意書きがあるものの忘れる方続出(笑)

その後は映像作品。こちらも5本流されるので全部観ようとすると結構な時間がかかります。いやいやしっかり観ましたよ。過去の映像や素材を作る人々の様子、デザインのコンセプトに合わせた水中での撮影や風にたなびく姿はコレクションの究極の美しさが現れていて「こういうことだったんだ」と思うことばかりでした。

映像のブースを出ると、大きな壁一面に綴られた三宅さんの仕事年表に圧倒されます。他の人の何倍も生きているような仕事の量…見渡すのが精一杯。私はこの何万分の、何億分の一を生きられるのだろうか…宇宙をただよう塵のような気分に…。(それもおこがましいと思いつつ)

Twitterなどでサーチしてみると「軽く3時間いた」「見応えあり」「実際着せられるのが良かった」という声が多く、やはりやはり。皆さん、そうでしたよね。

2016-08-03 11.39.56
配布されていたガイドブックは子ども向けだけど勿論大人も楽しめる仕掛け。そうそう、普段見ることが出来ないミヤケデザインの「子ども服」がとびきり可愛らしかった!子ども向けのワークショップもあったようだし、その中から未来のデザイナーさんが出てくるのだろうね。

期待以上、観覧料以上の価値と満足。人を楽しませるってことをとことん考えられた展示でした。
行くことが出来て本当に良かった!